ピックの弦に対しての角度についてです。
フィンガーピッカーの弦に対しての指の角度も同じく。
弦に対してピックを水平に当てるってのは音量を稼ぐ上では有効かと思いますが、ほとんどの場合ある程度斜めにピッキングしていると思います。フィンガーの場合も同じく。
オンラインレッスンで
(ピックで上手くストローク出来ません、何が良くないですか?)
とのご質問でした。
この方、フィンガーでのアルペジオなどは大分上達されているのですが、ピックを持つとつっかえたりしてなんとも引きずらそうでした。
弦に対してピックを水平に当てるように習ったそうです。ダメじゃないんですけどね。やはり引っかかるんですよ、ピックもミディアム〜ヘヴィの間ぐらいって感じのものをお使いの様でした。
音量はしっかりハッキリ出てるんですがリズム取りずらいらしく、手首も固まってしまっていました。少しだけ弦に対して斜めにするように説明したところ、ご理解いただけたようで単音弾く練習まで習得していただけました!単音もアップダウンのオルタネイトピッキングまで!
クラシックギターのi,m指の速いフレーズなんかも手首を少し親指側に捻って角度つけた方がスピード稼げるんですよね、これも練習が必要ですが。爪の角度とか人によってまた違うんですね、この辺も皆さんご自身でいろいろ研究されてますね。
(私の右手の爪は、小指側に頂点が来るような形です)
(親指も同じく)
(指、爪を弦に対して水平に当てた場合)
(角度をつけている場合)
エレキギターのピッキングも人それぞれで面白いですね。ピックを持ってネック側が下がっているのが一般的というか大多数に思います。(ちょっと分かりにくいか?)逆にネック側が上になっているギタリストいますよね、私の知るところだと
マーティー・フリードマンやジョージ・リンチ、エドワード・ヴァン・ヘイレン辺りでしょうか。
(こんな感じでピック先端が上に向いている様にも見えますが)
(だいたいみなさんこっち向きかと思います)
他にも、ある奏法の時だけとかリードプレイの時だけとか使い分けてる場合など様々ですね。(ヴァン・ヘイレンはこのタイプかな)こういったところも真似てみるってのもアリかな?って思います。自分に合った弾き方って見つかると思いますね。私はマーティやジョージのようにはピッキング出来ませんでした〜(笑)合ってないって事ですかね。特にガットギター(クラシックギター)は、サウンド的にも結構変わるので為してみる価値アリだと思います。