ふだん練習用で使っているYAMAHAサイレントギターSLG120
非常に良い造りで、深夜の練習はもちろんライブでも使える
ハイクオリティでコンパクトに収納できる本当に非の打ち所がない
素晴らしいギターなのですが。
先日のイベントでもそうだったんですが、
コイツなりの事情というか、コイツならではの都合の悪いところってのが
ありまして。
普通の胴体のあるエレアコってのが必要かな?
なんて思いまして。
予算も少ない上に求めているスペックの物もなかなか見つからないなかで
ようやく見つけたコレ!
安かったんでいろいろ不安だったんですが。
今回はちょっとコレのご紹介です。
先ずは、なんで胴が必要か。
まあ、ボディ叩いたりする奏法ってのもたまにあるんですよ。
だからって普段使ってるクラシックギター(櫻井正毅氏作、Concert-R)
これをバシバシひっぱたくのはちと抵抗があり。(お高い楽器でも叩きまくるかたいらっしゃいますがね〜)
ってのがひとつ。
あとね、サイレントギターはね、その見た目で話題をかっさらっていくのよ!
だってこれだぜ!
別の話してーのに(それどうやって鳴ってるんですか?)
とか聞かれると答えないわけにもいかず。。。
ってのがめんどくさい。逆に目立っていいこともありますが。
で、買ってみました。
自社製チューナー内蔵プリアンプ!
ネックはね、見た目はなんて事ないでしょ?
指でなぞると波打ってます。演奏には支障無しです(笑)
弾いてみた印象は、カラッと明るい音。音の立ち上がりがスゲえ早いし意外と弾きやすい。
ピックアップもプリアンプもまあ悪くないかな?デカい音で弾いてみないと分からないけど。
コレにした理由の一つなんですが、5万円以下の価格帯だとナット幅がどのメーカーも42ミリから48ミリで、エレキやアコギから持ち替えても違和感が少ないように配慮されているようだ。
ところがこのVC304は52ミリで、一般的なクラシックギターと同じ。
これが決めてでしたね、クラシックギタリストのことをよく理解されてらっしゃるメーカーだなと。
ロックギタリストのほとんどが、左手でネックを握り込むスタイルってせいですかね。
こんな感じがロックギタリストの(F)コードのフォーム
クラシックギタリストだとこうなるのが普通ですので、ナット幅が狭くても大してひきやすくは感じないですし、むしろ細かい事がやり辛いんです。
ってな訳で52ミリにこだわったんです。それでいてこの価格帯だとコレしか無かったんですね。
お値段なんと1万3千円。(当時。現在は値上がりしているようです。)
またこれから動画などにもちょくちょく登場しますんでよろしくお願いします〜