フレットね、あのネックに打ち込まれている金属製の区切りね。
以前所有していたYAMAHA SF7000というギターは、中古で購入したのだが、
初めからフレットレスの処理が施されている物で、どう使っていいものやら非常に悩んだ。
結局20年以上所有(放置)していながらステージで日の目を見ることは無く、買い手もなかなか見つからないままでたまにひっぱり出してはみるのだが、仲間と遊ぶ時のネタにしかならなかった。
ま、その後某楽器店で買い取って頂いたんですがね。面白いってだけで。
やっぱりアレついてないと音程とるの大変よ。よくもウッドベースやら、チェロだヴァイオリンなんてやれるよなってギタリスト目線ではそうなる訳ですよ。
でもね、気になるのがエレキのフレットレスベースってヤツ。
あの独特なサウンド。
今ベース弾かせてもらってるバンドでもね、
『この曲フレットレスとかあいそうだよな!とっちゃう?』
とか冗談言って笑ってたんです。
それが結構気になっててね、そのうちやってみたいな〜だったのが熱が上がってきましてね。
それと、フレットの位置にラインだけ残ってるヤツ。あれならなんとか使えるようになるんでは?(安易な考え)で、探し始めるとけっこういいお値段するのね。
なので。
やりますか、DIYってやつをね〜
自分でひっこぬいてやるぜ!(今回前置きなげ〜な)
ってな訳で即購入。
ベースは現在1本しか所有しておらず、さすがにそいつを改造ってのもちょっとねってことで。
某ネットオークション的なところで五千円ぐらいでげっと〜!
すげ〜早く届いたんだが問題発生。
そう、破損して届きました〜(涙)
運送会社に連絡したところ、一旦引き上げてってめんどくさい話だったのでお断りして作業にかかります!ここのパーツ使わないしね!
で、商品到着10数分後の状態です。
もうどんどん行きましょう!電装ね、キャビティー内部はよくあるこんな感じ。
あ、このひとね『Gio Ibanez GSR180』ってモデルのようです。中国工場の物のようでとっても綺麗に出来てますぜ、ネックの不良との事でジャンク品扱いでしたが、5分程度の調整でなんら問題なく使う事が出来ました(ラッキ〜)
このまま使っても良かったのですが。
君は実験体なのよ、だから勘弁してね。
った訳でコレよ。熱かけてニッパーでグイって。ネットで調べたらアイロン当ててニッパーって乱暴とも思える方法があったのでそいつで試しました。
でも全然問題無しでしたね。ローズ指板の方が初めはやりやすくて失敗が少ないんだそうで。
ローズ指板の選んで正解でした!
後には引けない感じ(笑)
そして並行してキャビティー内部の導電処理も進めていきまっせ!今回もお世話になりますのはコチラ!『Noise Hell』ね。
ピックアップキャビティーもね。
写真ちっとブレたが塗装はブレて無いぞ!
ブリッジもこんな感じで分解、点検、清掃ね。
で、ミイラみたいになっていくネック様。このフレットの溝には木材を打ち込んだりして処理するのが一般的なようだが、今回は『木工パテ』なる物で行う方法があるので、そちらで試したい。
こう言うのね、ホームセンターとかで普通に売ってます。でも私の物は年数が経ちすぎて硬化してしまっていました。硬化後の色が白っぽくなる物を再度購入してパテ埋めにチャレンジ!
ホントに大丈夫だろうか?って心配と、あのサウンドが楽しみなのとね、ドキドキワクワクってこれですよ!
配線はとりあえずね、有り合わせで、破損したTONEコントロール以外は現状維持。今後拡張していきたいですね!
パテ埋めしてるところの写真撮り損ねました。大した作業ではありませんでしたが。
写真は乾燥5時間ほど。カッターナイフとサンドペーパーでガシガシ。。。
本来であればこの後、エポキシって樹脂で塗装するんですが、と〜っても手間がかかるらしいので今回はここまでとします。が、肝心の『ベース弦』届きません。
パート2へ(つづくかも)
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / Noise Hell SP-D-01