集まって来ましたって言いますとちょっと語弊があるかな？
『集めました』が正しいですね、今回は。
この手の修理の練習台になってくれるのを探してるんですが、なぜだかそこ以外は新品同様と言うか新品ってのばっかで、あまり思い切ったことができないんです。
本体価格が安めで、無名のメーカーとかのがいいんですがね。
どーしても予算とか故障箇所や破損度合いなど諸々条件が合って、良し！購入！！ってなるとこのメーカーなのよ。しかもネック折れてますが新品ですってヤツ。
右が以前修理して、現在使用中の『Epiphone Les Paul Custom Ebony』
そして今回購入の同じくエピフォン社の『Les Paul Standard』
もう作業に入ってますが。
前オーナー様の応急処置で接着剤ベタベタ除去作業中。強度もまあまあ出てそうですね、使用されている接着剤の銘柄も分かったのでまぁOK。
そしてもう一本がコチラ。先ほどの現在使用中のCustomの色違いで、限定カラーの物でこれもネック折れ。
切ない。これね、実はよく行くお店で展示販売されていた物。（私のと色違いか、これも良い色だね〜）なんて思って見ていた物で、この日たまたま寄ったらこの姿で売られていたのでつい連れて帰って来てしまった。これも買ってほとんど弾かれる事なく中古市場に出された感じね、保証書付きでした。保証切れてっけど。
お店の方がおっしゃるには、『長期在庫だった上にこんな事になってしまってね、従業員がたおしたのかお客様かわからないんですが、ある日みたらこれだったんでね。こうなるとウチじゃどうにもできないんですよ。買っていただけるとホント助かります〜』
じゃもっと安くしろとは言えないぐらいのお値段だったので購入に至った訳です。
ネック折れている、もしくは修復歴有りだと市場価値ってすっげー下がるんです。こういった価格帯の物（１０万前後）ですと、修理代出すぐらいなら買い換えるわ！ってなるらしいです。
でね、新品で結構良いの買って扱い方知らずにぶっ倒して、修理代高いから買い直して壊れたのは引き取ってもらうか転売。で、私のような者が購入、修理して転売または使用。手頃な値段でギター欲しい人が購入。良い流れですな。
個人的にはネックを修正したからといって、その楽器の価値は変わるとは思えないんですよね〜。音は変わるでしょうけど。ガンガン弾き込まれたネック折れギターが市場に出ているのが少ないのってそこかな？情が移る前に手放す感じ？
そっか、私は引き寄せているんですね〜😆
責任持って治します！ってんじゃなくて、付き合って行きま〜す。
