弦交換の巻2アコースティックギター編

楽器・機材

前回クラシックギターの弦交換を動画や写真を交えてご紹介させていただきましたところ、大変好評だったため予定していた通り、順次アコースティックギター、エレキ
ギター(ストラトキャスタータイプ編、レスポールタイプ編)と続けていきたいと思いますのでお付き合い下さいませ。

さて、今回はアコースティックギター編です。前回のクラシックギターは一般的にガット弦と呼ばれるナイロン製の弦(テニスラケットとかもガットって言うんですね)を使用しておりました。細かい事言いますと、ナイロン製ももちろんあるんですが、フロロカーボンと呼ばれる素材だったり様々な種類があります。その辺りはまた今度。

で、今回のアコースティックギターには『スチール弦』が使用されております。材質もまた様々で(ステンレスやブロンズなど)当然硬さや弦の太さもいろいろです。このあたりのお話はまたと〜っても長くなりそうなのでまたにします。

今回はこちら。YAMAHA APX500  エレアコってヤツですね、若干薄めのボディで取り回しが良いです。チューナーも内蔵しており、ライブでの使用に特化した造りです。

今回お世話になる弦はこちら。

PLAYTECH EXTRA LIGHTゲージ。10〜48って1〜6弦までの弦の太さの表記の事で、数字が大きいほど太い。1弦が0・10インチ6弦が0・48でアコースティックギター弦の中では一番細く柔らかい張りの弱い弦と言う事。このへんはサウンドや楽器のコンディション、左手への負担など考慮して選ぶのだが初心者は迷ったらこれ。これを基準に太いゲージにしてみるとか、材質を選んでみるとかしていくと良いですね。今回これを選んだ理由はズバリ!

コストパフォーマンスです!!

安いんですもの、これ(ピックまでついてくる)それでいて必要にして充分なんでね。それと他にも理由がありまして、この楽器はほぼほぼレッスンの時にしか使われておらず、使用頻度がそれほど高くないのでコスト的にこのぐらいのものが良いというのと、今回弦交換するギターがエレアコ(マイクを内蔵しているタイプ)なのでそれほど弦自体の音量は必要としないってのと、楽器の経年劣化など考慮しましてね。左手にもネックにも優しい低めのテンションで、材質は80/20ブロンズで明るくシャキッとしたサウンドで薄めのボディのこの楽器の特徴を活かせるからです!

それではいざ!交換です〜

この黒いのブリッジピンって言います。真ん中に溝が切ってあって、ここを弦が通ります。

 

ちょっと見ずらいかな?

こんな感じに収まります。弦の端っこにタマが付いているんですが、これ、ボールエンドって言います。このボールエンドを付ける為に弦をよじってます。これが

こんな感じでちょっとのぞいてればOK!そうで無い場合は中でボールエンドが引っかかっている可能性大です。あ、それとブリッジピンも消耗品でしてね、抜けやすくなったりしたら交換です。材質もプラスチックや牛骨、エボニー(黒檀)など選べるので試しに変えてみるのもいいかも?サウンドが変わるかもです!

チューニングですね、一度チューナーでいつも通り合わせます。この動画ではその後弦を引っ張ってますよね、これは、ペグに巻きつけた部分のたるみなどを締め付けて安定させる作業です。ギター弦は張りたての時に『初期伸び』ある程度のところまで伸びます。それを短時間で強制的に落ち着くところまで伸ばしてその後のチューニングを安定させています。

ヘッド側。各弦こんな感じで2〜3回巻いてあれば理想的です。巻が多いと狂いやすく、少なすぎると外れたりしやすいです。

余分な弦を切ったらまたチューニングして終了です。しばらくはチューニング落ちてきますがね。

以上!弦交換アコースティックギター編でした!ご質問などはコメント欄にお願いします!!

最後までお付き合いありがとうございました!!

 

 

 

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